岩盤浴に生理中や生理前に入っても大丈夫？注意点も解説！
生理中に岩盤浴に入るのは不安という女性は多いのではないでしょうか？また、生理前でいつ始まるか分からないという場合は岩盤浴に行くのを遠慮している方もいるようですね。今回、生理中や生理前の岩盤浴事情について詳しくご説明していきます◎
生理中に岩盤浴は入ってもいいの？
結論から言えば、もちろん生理中でも岩盤浴を利用して大丈夫です！むしろ、女性は生理前や生理中だからこそ岩盤浴を利用するのがおすすめです。
お店によっては「生理中の方はお断り」という岩盤浴施設やサロンもありますが、経血漏れが気になるという理由でお断りしているので、体調や健康面になにかしらの危険性があるからというわけではないのでご安心を。
人の目が気になったり臭いが心配な方は、完全個室の岩盤浴をおすすめしますが、必ず個室でないといけないというわけではないので、お店選びはご自身のお好みでよいでしょう。
生理中に岩盤浴に入る時の注意点
女性にとってデリケートな時期だからこそ、ぜひ気をつけていただきたいポイントがいくつかあるのでご紹介していきます。
岩盤浴入浴から入浴後数時間は経血の量が増えることも
これは、岩盤浴の効能でもある「血行促進」が大きく関わっています！
岩盤浴は、遠赤外線効果で身体の内側からしっかりと温めていきます。そうすることで、体内の血流の流れが良くなるのです。
普段でしたらむしろ良いことなのですが、身体全体の血流が良くなることにより、経血量も少し増えてしまいます。
「デトックス」と言い換えればとっても良いことです。しかし、経血量が微量でも増えるのが嫌な方は、岩盤浴の利用は経血の量が減ってくる4日目や5日目以降からにしましょう！
貧血気味の方は控えた方が無難
生理中や生理前に貧血の症状が出る方は少なくはないでしょう。岩盤浴では、血圧の上昇などによりまれに貧血を起こす方がいらっしゃいます。
しっかりと適度な休憩を挟めば岩盤浴での貧血は予防できますが、やはり過度な貧血の症状がある方にはおすすめできません。
少しでもふらつくな、と思われる方は貧血の症状が治る時期までは岩盤浴を控えることをおすすめします。
水分補給はいつもより注意が必要
免疫力が低くなっていたりいつもより体調が不安定だったりと、生理中はなにかとデリケートな時期なので、脱水症状予防もいつもより心がけてくださいね◎
特に、生理中は血行不良を起こしている方も多いので、血の巡りをよくするためにも水分補給は欠かせません！普段岩盤浴を利用するときよりも、少し多めに水分を摂るように意識してみてください。
通常60分の利用で、500ml〜800mlの水分補給が必要だと言われています。60分利用の場合、生理中の女性は800mlを目標にしていただけると良いでしょう。
汗を大量にかきますし、温度も湿度の高い室内なので、一気にたくさんの量を飲みたくなりますが、岩盤浴ではこまめに少量ずつの水分補給がおすすめです！
生理予定日が近い時にも岩盤浴は入っていいの？
生理予定日が近い生理前の女性にも岩盤浴はおすすめです！なぜかと言うと、生理前も生理中同様デリケートな時期ですので、血行が悪くなっていたりします。
血の巡りが悪いと生理痛がひどくなる原因にもなるので、下腹部や腰回りをしっかりと温めることで、生理痛予防にもなります。
また、岩盤浴の効能のひとつでもあるヒーリング効果は生理前や生理中のつらいPMS予防や対策にもとっても効果的です◎
また、PMSの予防や緩和には深呼吸や軽めの運動も良いとされています。岩盤浴で深い呼吸を意識することでヒーリング効果もアップし、ストレスの解消にも効果的なので一石二鳥です！
岩盤浴での軽いストレッチや、ホットヨガ・ピラティスなどもPMSには効果が期待できるでしょう。つらい生理痛の緩和やPMS予防は前もって準備しておくことが大切なんですね。
生理中・生理前に岩盤浴を利用するメリット
免疫力アップ
生理中の女性は、免疫力が60%ほど低下していると言われています。免疫力が落ちると、身体の防衛機能が弱まってしまうので、いつもよりも免疫力向上に気を使った方が良いでしょう。
そこで役立つのが岩盤浴です！岩盤浴は免疫力の向上が期待できるとされているので、生理中などの免疫力の落ちている時期にはぴったりです。
生理痛の緩和
石のやわらかなぬくもりで身体全体をしっかりと温めることのできる岩盤浴では、もちろん下腹部や腰回りもしっかりと温めることができます。
生理痛がつらいときに、お腹や腰にホッカイロを貼るといいと聞いたことはありませんか？岩盤浴では、さらに大きな面積を同時に内側まで温めることができるので、ホッカイロを貼って対処するよりも効率的です。
遠赤外線の効果により、血液をサラサラにすることができるので内蔵も活性化します。そのおかげで子宮などの器官の血の巡りもよくなり、生理痛の緩和へと繋がります。
また、血の巡りをよくすることは、生理痛だけではなく肩こりなどにも効果的なので、肩こりや首のハリにお悩みの女性にもおすすめです。
イライラ改善
岩盤浴には、高いリラックス効果があると言われています。生理中はついイライラしがちな女性は、岩盤浴でリラックスしストレスを解消することでそのイライラも和らぎます。
身体の面だけでなく、精神面にも岩盤浴はとても効果的ですよ♪
体力に自信がなくても大丈夫
PMSや生理痛の緩和には運動が効果的といわれていますが、正直体力に自信がなく実行しようと思いつつもできないという女性は多いのではないでしょうか？
運動がいいことは重々分かっているけれど、面倒だったり時間が取れなかったりするかもしれません。
しかし、岩盤浴なら無理な運動はいりません！なおかつ、週に2、3回程度で1回の利用時間は60分程度なので、1週間の中でも必要な時間はたったの2〜3時間ほどです。
また、寝転がっているだけなので体力に自信のない方でも大丈夫なのもうれしいですね♪少し運動を入れてみたいという方には、ホットヨガなどもおすすめです。肩こり改善などにも効果的ですよ！
女性ホルモンのバランスが整う
生理中や生理前はとくに女性ホルモンのバランスが崩れやすい時期です。また、更年期などで女性ホルモンのバランスがなかなか整わない方もいるでしょう。
下腹部を温めることで器官機器の働きを促すことで、女性ホルモンのバランスが整うとされています。岩盤浴では仰向けとうつ伏せを繰り返すので、もちろん下腹部もしっかりと温めることが可能です！
遠赤外線効果のある岩盤浴は、身体の芯までしっかりと温めることができるので、長湯やホッカイロ、湯たんぽなどよりも効率的に下腹部を温めることができます。
生理痛の緩和や女性ホルモンのバランスを整えるなどの女性特有のお悩み以外にもメリットが多い岩盤浴は、良いとこ取りなんですよ◎
生理中・生理予定日前に岩盤浴を利用するデメリット
ナプキンなどの準備物が必要
先ほどもお伝えしたように、生理中に岩盤浴を利用すると一時的に経血量が増える方がいます。
これは副作用ではなく、むしろ血行促進効果ですので心配はいりませんが、通常よりもナプキンを持ち歩く枚数が増えるのはデメリットとして上げられるでしょう。
それが気にならない方でしたら、メリットだらけですので岩盤浴のご利用をおすすめします◎
経血漏れの心配がある
経血量の多い女性だと、岩盤浴のタオルに経血が付いてしまうことがあります。お店側からは特に何も言われないでしょうが、やはり気になりますよね。
経血量が多いときは、タオルを持参するといいでしょう。通常利用のタオルの上から1枚敷いておくだけで、経血漏れの心配がぐっと減りますよ！
もしも付いてしまったとしても、持参したものなので持ち帰ってから洗濯をすればいいだけですし、お店の人の目を気にせず済みます♪
持参するのは少し面倒なのでデメリットとして上げましたが、特に問題ないという方が多いかと思われます。
生理不順でも効果はあるの？
生理不順の方にこそ岩盤浴に通っていただきたいです。なぜかと言うと、生理不順の方は女性ホルモンのバランスが乱れている方がとても多いからです。
先ほどメリットでも上げましたが、下腹部を温めることと女性ホルモンを整えることはとても深い繋がりがります。また、ストレスにより生理周期が不順となっている方も少なくはありません。
岩盤浴は身体を芯まで効率的に温められる上、ヒーリング効果でストレス解消にも役に立つ
ので、生理不順の方や生理痛がひどい方にこそ岩盤浴をおすすめします！
生理中に岩盤浴を利用する時の持ち物
ここまで、生理と岩盤浴についてお伝えしていきました。最後に生理中や生理予定日前に岩盤浴に行くときのおすすめの持ち物をご紹介していきます！
まず、ナプキンは必需品です！ですが、普段ナプキンを使用している方におすすめなのがタンポンです。タンポンはナプキンよりも経血漏れの心配が少ないので、岩盤浴利用など漏れが心配なときに便利ですよ。
はじめは不快感を感じる方もいますが、慣れるとなんてことありません。経血量が多くさらに漏れを気にされる方は、タンポン×ナプキンのダブル使いもおすすめです！また、替えのショーツを持参しておくと便利ですよ。
生理中の方はお尻の下に敷く用にタオルを持参すると、お店のタオルに経血が付いてしまうという心配もないので、フェイスタオルで良いので1枚持っていくといいでしょう。
さいごに
今回、生理中や生理前は岩盤浴を利用してもいいの？というお悩みにスポットを当ててご説明していきました。
岩盤浴の効能や生理痛・PMSとの関係もお分りいただけたでしょうか？結論ですが、生理中や生理前こそ岩盤浴はおすすめです！
特に生理不順や生理中特有のお悩みを抱えている女性は、ぜひ岩盤浴へと足を運んでみてください♪