岩盤浴で熱中症!? 危険性と対処方法を徹底解説!
岩盤浴でも熱中症になるの?
「サウナならなんとなく想像できるけど岩盤浴で熱中症!?」そう思われる方もいるかもしれません。サウナは高温度なのでちょっと入っているだけでもクラクラしてくる方は少なくありません。
その点、岩盤浴は「入った瞬間もう苦しいくらい暑い!」なんてことはなかなかないはず。しかしここが落とし穴です!岩盤浴でも『隠れ熱中症』にご注意を!
気をつけたいポイント
ダイエット効果を高めたい、汗をたっぷりかきたい、などの理由で水分補給や休憩を怠っていませんか?もしご経験があるなら熱中症の危険性があるので要注意です!
岩盤浴では基本的にたっぷりと水分補給をしましょう◎目安としては、60分で最低約500ml〜1ℓ。
男性に比べ女性の方が水分の摂取が足りない方が多いので、意識的に多めに飲むようにしてくださいね♪
また、こまめに岩盤浴室からでて休憩することも熱中症予防としては重要です!20分に1回、または15分に1回は岩盤浴室から出て5分程度のクールダウンタイムを取ってください♪
脱水症状を起こさないための対策&対処法
怖いのは熱中症だけではありません!先ほどお伝えしたように、脱水症状は体内の水分が不足することで起きるんですが、詳しくご説明していきます♪
「脱水症状」とは体内の水分とミネラルの一つであるナトリウム(塩)が不足している状態。岩盤浴の場合、発汗が原因で起こります。
脱水症状では、主にだるさや吐き気、けいれんなどの症状が現れます。重度になると発熱や激しい口渇状態、意識の混濁などももありますが、普通に利用している分にはここまで重度の症状はほぼ出ないと言ってもよいでしょう。
岩盤浴で脱水症状を起こさないためにも、水やスポーツドリンクなどでたっぷりと水分を補給してくださいね♪
もしも脱水症状が現れた場合は、冷たい経口補水液などをゆっくりと飲み、水分とミネラルを補ってください!安静にしていれば、10~20分くらいで症状がおさまってくるでしょう◎
このときついゴクゴク飲みたくなりますが、身体がびっくりしてしまうので、基本的にはゆっくりを心がけてください♪
岩盤浴後に「頭痛・めまい・吐き気・寒気」の症状が…
それ、隠れ熱中症かも!?
まれに岩盤浴が終わった後に体調不良を訴える方がいますが、その多くは以下の理由が関係しているようです!熱中症や脱水症状を起こさないために、知っておきたいですね◎
【熱けいれん】大量に汗をかくことで、血液の中の塩分濃度が下がり、筋肉に痛みやけいれんを引き起こすことがあります。
【熱疲労】脱水状態で頭痛や吐き気を引き起こす。ひどい場合には脱水症状にも注意!
【熱失神】岩盤浴の利用では失神することはほとんどありませんが、岩盤浴を出た直後、血圧が一気に低下してめまいや貧血などが起こることがあります。
【熱中症】急激な体温の上昇で意識障害を引き起こします。熱中症の症状は、岩盤浴よりもサウナで起こりやすいですね。しかし低体温の方は岩盤浴でも注意です!
ホットヨガは岩盤浴よりも気をつけて!
最近流行りのホットヨガですが、ホットヨガでは岩盤浴よりもさらに発汗効果がアップします。ダイエットにはとっても効果的ですが、その分熱中症や脱水症状にも注意が必要です!
岩盤浴は基本的にごろんと寝転がっているだけですが、ホットヨガは高温多湿の中身体を動かすので、水分補給のタイミングや休憩のタイミングも忘れがち…。
きちんと教育を受けているインストラクターさんならその点も細かく気遣ってくれますが、10人以上の大人数で受けるホットヨガなどではひとりひとりの体調不良も見落とされがちです。
岩盤浴よりも汗をかきやすい分、水分摂取はしっかりと!飲み物は、ミネラルウォーターよりも経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです♪
熱中症・脱水症状予防に大切なのは、やっぱり水分補給とこまめな休憩!
何度も繰り返していますが、大切なのはこの2つ!むしろ、これさえ守っていればよほど体調が悪い時でない限り、安心してご利用いただけるでしょう◎
ネット上にもたくさんの注意点や効果的な入り方が載っていますが、一番お伝えしたいのは「個人差」です!
目安はあっても体格差や性別、汗のかきやすさ、身体の丈夫さ、その日の体調など人それぞれ特徴は違いますよね。
今回ご紹介していった内容もあくまで目安やおすすめなので、自分に合った岩盤浴の利用を心がけてくださいね♪
体調のすぐれない日や病み上がりには利用しない。初めて行く岩盤浴店では、いつもよりこまめに休憩を取る。など、自分に合ったルールを決めてご利用するのがおすすめです◎
さいごに
今回、岩盤浴を安全に楽しむために気をつけたいポイントをいくつかご紹介していきました。参考になるポイントはありましたか?岩盤浴ではたっぷりと汗をかきたいですが、安全面にも気をつけてお楽しみください♪